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2001年2月のFMICS


「メールマガジンのすすめ」

 メールマガジンとは、電子メールによる定期刊行物です。電子メールを使うことにより、格安に情報配信することが出来ます。

 以下に私が愛用している教育関係のメールマガジンをご紹介しましょう。どれも、電子メールアドレスを登録すれば、定期的に無料で配信してくれます。あなたの情報感性をピカピカに磨くためにも、電子メールをお使いの皆さんは、是非試してみて下さい。

●毎日教育メール
 
http://www.mainichi.co.jp/life/kyoiku/edumail/

 毎日新聞より週3回(月水金)配信。内容は、各々4パラグラフ程度の分量の教育関係記事が10件前後。その他、連載コラムや読者の声など。

●よみうり教育メール
 
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/

 読売新聞より週5回(月〜金曜)配信。毎回20件程度の教育関係記事は、各々1パラグラフ程度の要約文のみがメール上に記載されており、本文はWeb上にあってリンクされている形式。その他に、読者からの相談を専門家が回答する「教育相談」、各地の情報教育の専門家が5回づつ執筆する「コラム:情報教育最前線」などが連載されています。

●日刊教育情報メールマガジン
 
http://ednews.zkai.co.jp/ed/

 Z会・増進会出版社より週5回(月〜金曜)配信。上の新聞社のものが自ら取材執筆した記事を主たる内容としているのに対して、各学校や官公庁、各種団体などの教育に関係するWebページの新設や更新情報を掲載しています。

●私学ED-Magazine
 
http://www.shigaku.or.jp

 日本私学研究所が月2回(第1・3月曜)配信。主に中学高校関係のWeb情報を掲載。こちらからイベント等の情報を寄せると、無料で掲載してくれます。

【おまけの情報】
★日本私立大学連盟が学生懸賞論文を募集★
 
http://www.shidairen.or.jp

 日本私立大学連盟は、創立50周年の記念行事の一環として、本年4月1日現在の学部学生・院生を対象として懸賞論文(最優秀50万円)を募集しています。【テーマ】は「21世紀に期待される大学像」。締め切りは5月31日です。皆さんの知っている学生さんに声をかけてみてはいかがでしょうか。

(出光 直樹)


ご案内1 FMICS2月例会 (第406回例会)

●FMICSの今年1年間想い込めるキーワードは、「ミッション・パッション・アクションを束ねる」です。●2月のFMICS月例会のゲストスピーカーは、まさにこのキーワードを地でいかれる中央大学職員の柏木さんです。大学の個性化をいかに演出するか。中央大学・総合政策学部を立ち上げ、今、大学コンソーシアムとして「大学サミット多摩2000」を企画演出する。経験的&実践的な新しい21世紀に活きのぼる大学のミッション・パッション・アクションの束ね方、大学個性化についての戦略論を語っていただきます。FMICS人に今こそ求められている知識を智慧に変えるためのヒントが沢山。ご期待下さい。●いただきましたメールをご紹介いたしましょう。

☆ ☆ ☆

 中央大学の柏木です。早いものでもう2月になってしまいました。はい、はいとお引き受けしたことが間近になり、貴重な時間をどう活用させていただくか思案しています。私のこれまでの行動をベースにしたお話をさせていただくしかないので、参加された方々には、かなり極端な印象を持たれると思います。いわゆる「今後の大学構成員の進むべき方向性」とか、「大学に働くものはかくあるべき」といった高尚なお話はできないと思います。ただ、私が経験し、そこから得たことをお話し、それについて参加された方がそれぞれに何を思うか程度でお許しください(「わかっちゃいるけど、そりゃ大変だぜ」と思われることばかりになると予想してます)。

  1. 凡人でもできる。無関心で「5時から男」だった私 ・・・・ 転機は、突然やってくる。ピンチ とチャンスは背中合わせ。
  2. 結果がすべて。頼りにすべきは「学外」の情報 ・・・・ 勝つためにはなんでもアリ。調整して たら時間切れ。
  3. 「顧客」はだれだ。満足させるための戦略と戦術の確立 ・・・・ 納得させる「相手」を間違えちゃいけない。やると決めたら徹底的に。
  4. 「傍観者」になったらおしまい。ルーチンという名の「蛸壺」 ・・・・ 行動を伴わない評論は「悪」でしかない。日々、社会と離れた「大学 の人」になっている。
  5. 「構造不況業種」だぜ、大学は。新たな「顧客」開拓の必然性。 ・・・・ これまでと同じじゃ「倒産」だ。付加価値つけなきゃ生き残れない。

柏木 哲(Kashiwagi Tetsu)さんのプロフィール

 中央大学学長室渉外担当課長
 企業研究所事務室、大学院事務室、新学部設立準備室、総合政策学部事務室を経て、2000年7月から現職。学長室に異動後、国内の他大学との連携、大学サミット2000の立ち上げ・実施に携わり、現在は、「ネットワーク多摩準備会」の開設準備に奔走。
 平成5年に開設された総合政策学部の設立に当たっては、構想段階から参画。FMICSの会員である横田利久とともに、その事務スタッフの中心として学部運営を支えた。
 E-mail :
tetsu007@tamajs.chuo-u.ac.jp

【日時】  平成12年2月24日(土) 午後3時〜6時

【会場】  工学院大学・新宿キャンパス 10階1012教室

【テーマ】 大学は『構造不況業種』だ
      経験論的大学個性化戦略論

【発表者】 中央大学学長室渉外担当課長 柏木 哲

【参加費】 会員 1000円  学生 500円  非会員 1500円

【申込先】 出光 直樹 idemitsu@obirin.ac.jp


ご案内2 YFN2月例会 (第407回例会)

●今月のYFN・名古屋FMICSは、1泊2日の合宿プログラムです。ワイワイガヤガヤオールナイトYFNは、全員発表といたします。メインスピーカーは南山大学財務室主幹の新里敏夫さん(shinsato@ic.nanzan-u.ac.jp)です。新里さんは名古屋学院大学でサテライト教室で学び、その研究が認められ、この3月に創成社から名古屋学院大学院の梅津教授と大阪の教授等との共同執筆で『日米大學の経営比較』を上梓されることになりました。担当された「大学の経営政策比較」のエキスをお話しいただきます。●懇親会は、新里さんがまだ一度も食べられたことがないという獅子鍋で祝杯を挙げ全員でお祝いしたします。

【日時】  平成13年2月24日(土)&25日(日)

【集合場所】 2月24日(土)午後5時半 JR岐阜駅改札集合

【会場】  岐阜県武儀郡洞戸村片 龍泉亭

【テーマ】 21世紀の新しい大学のカタチを考える
      日米大学の経営比較

【発表者】 南山大学財務室主幹 新里 敏夫

【参加費】 7000円・懇親会費込み

【申込先】 YFN事務局 林 憲和 nhayashi@ha.shotoku.ac.jp


FMICS・SD 114

 FMICS Staff Development 略して 「SD」は、月例会とは別に、原則として第3週の水曜の夜に開催されている勉強会です。超競争時代をしたたかに活き抜くためにも、大学人一人ひとりの努力を束ねる場をご案内いたします。

(1)メディアチェック
 あなたのアンテナが何かを感じた新聞・雑誌等の教育&経済トピックスを、切り抜いて持ちよりディスカッションします。トピックスは厳選して1件、A4縦判にコピー(15枚程度)して、氏名と簡単なMEMOを付してご持参ください。
 各自5分間程度のコメントをしていただきます。

(2)テーマを定めた継続的な勉強会
 1997年度は国立教育研究所編『日本近代教育百年史』を、1998年度は工学院大学と拓殖大学の沿革史を、1999年度前半は『戦後の大学論』を読み進めてきました。そして、1999年度後半からは、ぐっと現代に近づきました。戦後の大学政策に関するもっとも包括的な基本文献として黒羽亮一先生の『戦後大学政策の展開』を座右の書として、中教審、臨教審、そして大学審等の「答申」をただいま読み込み中です。

【日時】  平成13年2月21日(水) 午後6時30分〜9時

【会場】 工学院大学・新宿キャンパス 高層棟27階2710ゼミ室

【テーマ】 21世紀の大学の原理原則を探る
      戦後の大学政策を読み解く −17−

【コーディネーター】 桜美林大学大学教育研究所 研究員 出光 直樹

【テキスト】 黒羽亮一『戦後大学政策の展開』 玉川大学出版部

【申込先】 出光 直樹 idemitsu@obirin.ac.jp


◆◆◆  速報 3月の FMICS  ◆◆◆

●21世紀最初のFORUM IN 京都。今年の例会は、若手のFMICS人の自己表現。肩書きもなければ、しがらみもない。しかし、若さと情熱と行動力だけは絶対負けない。世代闘争は若い者が勝つ、というのは世の習い。21世紀の大学は若者が創造するのは間違いない。滞米中の若者あり、回り道して大学にやって来た者あり、修業中の若者あり、各人各様、それぞれの発表に議論を闘わしてみたい。今年の京都は若者たちの腕試し。さて、ミッション・パッション・アクションを束ねる。おっちゃんも交えて、どんな例会になることやら。●皆さまには、お仲間をお誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。さぁ、今すぐあなたのスケジュール表に赤丸をおつけ下さい!!

【日時】 平成13年3月24日(土)&25日(日)

        受付  午後1時30分〜
     FORUM  午後2時〜6時
     PARTY  午後6時30分〜9時
     オールナイト 午後10時〜翌朝

【会場】 FORUM  池坊短期大学美心館53番教室
     PARTY  門
     オールナイト 大谷大学セミナーハウス

【テーマ】 大学のミッション・パッション・アクションの束ね方
      21世紀の大学を創る大学びと

【発表者】

 ●米国報告 「アメリカの何を知って日本のどこを変えるのですか?」
             桜美林大学大学院生 本田 寛輔

 ●外から見た大学の風景/内から見た大学の風景
             関西国際大学事務局 篠山 貴之

 ●21世紀の大学を創るために、私は・・・
             大谷大学企画調整室 安井 祥人

 ●体験的職員論ーどこまでやってもいいのか
             大谷大学企画調整室 滝川 義弘

【司会&コーディネイト】 立命館大学校友課長 志垣 陽

【オールナイト全員発表】 「大学職員は何ができるのか」

【お願い】

1.宿泊等の予約の関係上、なるべくお早めにお申し込みください。

2.発表者の本田さんからの要望です。当日の話題として、

  1)米国のどんなところを知りたいですか?
  2)それをどう、あなたの大学に活かそうとしますか?

の2点を柱に展開したいと思います。在米中にアメリカの大学を見る視点を広げるためにも、上記題目についての声を事前にお聞きしたいと存じます。日本語で結構です。Eメールを corncircle@hotmail.com にお送り下さい。

  *訪問大学 Oberlin College (Ohio)
        St.Cloud State University (Minnesota)
        Stanford University (California)

【申込&問合先】 大谷大学企画調整室 滝川 義弘 tacky@otani.ac.jp