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2005年10月のFMICS
アメリカの大学の成績のつけ方アメリカの大学では普通A,B,C,D,Fで5段階評価(GP)が一般的である。A(達成度90%〜)4点、B(80%〜)3点、C(70%〜)2点、D(60%〜)1点、F(〜60%)0点。そのほかに、一部の大学ではA,B,C,Dの4段階に+−を付し9段階に分かれて評価される大学もある。 GPAは奨学金の審査や他の大学への編入などで、このGPAを基準にして評価されることがほとんどである。GPAの計算方法は、GPをそのクラスの単位数でかけて、その合計を単位数で割る。 上記のA,B,C,D,Fのほかに下記のP(パス)、NP(ノンパス)が評価としてオプションで選べるクラスもある。P及びNPはGPAに換算されない。この場合、Cをとる可能性がある場合に、クラスの単位は換算されるが、GPAに影響は無いためこの表示方法を希望する学生が多い。 クラスX(4単位)B→4(単位)×3(GP)=12 12+12=24÷7(クラスZを除いた単位の合計)=GPA3.4 合計取得単位数10単位 ちなみに、クラスZがCの場合はGPAは2.7となります。 普通のA〜Fの表示方法と、PとNPを使った表示方法では取得単位数は変わらないのに、GPAに有利に働く場合がある。ただPとNPの標語はどのクラスにも有効なわけではなく、限られた一部のクラスでのみ認められる。その基準は大学によって違い、私の通っているノーマンデールコミュニティーカレッジでは、主にESLやEAP、アンダーカレッジ(他の大学に編入する際に移行できない、大学レベル以下のクラス)のクラスでのみ選択することが出来る。 ここまでは一般的な成績のつけ方を話したが、これらのほかにW(クラスを自ら放棄した場合),Z(成績がまだ登録されていない),I(なんらかの事情で最終的な成績が出ていない場合)の標語もある。 Wはセメスターが始まってある一定の期間(約一週間)のクラスのアド(add)やドロップが可能な期間を過ぎてからドロップした場合に使われる。Wの使用限度はないが、成績表にWが多い場合に編入する際に、よい印象を与えないので生徒は出来るだけWのついたクラスを取り直して、成績に書き換えるのが一般的である。Iは、かなりまれにしか使われないが、生徒がどうしようもない状況でそのクラスの受講が難しくなった場合にのみ、次のセメスターに必ず足りない分を補って終わらせることを条件に教員の判断で使用される。その状況とは、本人の入院や、家庭の事情などで認められる場合がほとんどである。 編入の際、受け入れ先の大学は成績表の評価とGPAで決めるため、学生は成績に対してかなり敏感である。このようにアメリカの大学では上記のような多様な成績評価が使われる。 (村上 梓) 私は地宝幸夢員「地方という言葉が嫌いです」大分県臼杵市の後藤国利市長、理由を問うと「『国と地方』での地方には、国つまり政府、中央以外を一律に、画一的に扱い、それぞれの地域の多様性を認めない響きがあるから」。こんな気持ちを名詞の肩書きにも込めている。「地宝幸夢員」にしているのだ。地宝は「地域の宝を大切に」、幸夢員は「幸せと夢を育む仕事人」だという。自民党県議から8年前に市長になり、全国の自治体に先駆けて役所のバランスシート(貸借対照表)を作成。家業の製薬会社の経営感覚で取り組んだが、自立とはほど遠い借金まみれ、とても自治体とは呼べない状況だった。以来、「地方」の置かれた立場に疑問を感じ、「地域」としての自活をめざす。市政うすき9月号に財政が目の当たりにしている「地獄」を書き連ねた。「右肩下がりの時代の借金地獄」「退職者激増時代の退職金支払い地獄」「国債の償還地獄」これでは住民だけに覚悟を強いているようだが、さらりと市長「いやいや、そのとき職員の給与は今の3分の1かもしれません」。そしてこう断言した。「全国の市町村で、似たような厳しい明日が待っているんですよ」。(朝日新聞2005年9月16日夕刊「窓〜論説委員室から」) 立教大学大学問題連続セミナー第3回「教員と職員」−それぞれのミッションと「支援・協同」(9月28日)に参加、2007年後問題(2007年〜10年間の大危機)に立ち向かうには大学職員の原点を考え直し、大学職員文化・風土つくりが極めて重要であると痛感。厳しい明日に脅えるのではなく、知恵と勇気を持って挑む臼杵市の「地宝幸夢員」に対し、自分はどんな「大学職員」を名乗るか。大学職員プロフェッショナルへの道の第1歩として取り組んでいます。また、市のホームページには「幸夢員通信〜フロム市長トゥ臼杵市職員へ〜」後藤市長から市職員へむけたラブレターもあるのでぜひ一読を! 毎朝の文部科学省webチェックで最近発見したのが、初等中等教育局メールマガジン創刊準備号。早速、大学人チャレンジャーの一人に報告、「新しい試みを始めようとした心意気と仕掛け人には期待したい」「単なるパフォーマンスで終わるのではなく、今の教育行政の危機を実感した上での“心ある”取組みであることを期待と同時に切に願う」というメッセージを受け取りました。報道発表や答申には表れない文科省の現場の声をメールマガジンでタイムリーに公表し、教育現場や国民とお互いやりとりしながら日本の教育をカタチにしていく。今後の展開にいろいろ期待できそうです。他にも生徒指導メールマガジン(児童生徒課)、大学改革GPナビ〔大学振興課)があるので、要チェックです。 大学職員は“厳しい中にも以外とワクワクドキドキする”ことがまだまだたくさんありますよ。多くの大学人のワクワクドキドキとの出会いを楽しみに今日も元気にスタートです。 (宮本 輝) FMICS 10月例会 (第509回例会) バトルロイヤル的競争をしている国公私立大学・短期大学の明日はどこに向かうのか。役割分担という発想がない我が国では、ピンからキリまでが頂点に君臨する東大を目標に頑張っています。 鳥居さんからのメッセージです。 【日時】 2005年10月15日(土) 午後4時〜6時30分 【会場】 工学院大学新宿キャンパス 4階 0471教室
【テーマ】 大学競争時代の原理原則を考えるために
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10時 〜 11時45分 〇教育講演会 「変わる教育、変わる学校、変わる大学」 文部科学省 生涯学習政策局 政策課長 大槻達也 コメンテーター 日能研代表 高木 幹夫 進行役 大学院国際文化研究科長 石坂 和夫 |
13時〜14時30分 〇音楽会 西洋・日本の歌 〜 明治の洋楽導入期から、現代の邦楽導入へ 〜 |
15時30分〜17時 ○文科省「教員養成GP」クリスタルプラン採択 記念シンポジウム 「 地域と共に育つ子どもたちと学生 〜 21世紀の教員養成への挑戦 〜 」 教育学部長 清田 善樹 |
【申込&問い合わせ先】 高等教育問題研究会名古屋支部事務局
林 憲和 (岐阜聖徳学園大学 総合企画課 058-279-6710)
nhayashi@ha.shotoku.ac.jp
*岐阜聖徳学園大学作成の詳細(PDFファイル)はこちら
●FMICS Staff Development 略して 「SD」は、月例会とは別に、原則として第3週の水曜の夜に開催されているゼミナール型の勉強会です。超競争時代をしたたかに活き抜くためにも、大学人一人ひとりの努力をキリキリと束ねなければなりません。そんなことを具現化する場です
(1)メディアチェック
あなたのアンテナが何かを感じた新聞・雑誌等の教育&経済トピックスを、切り抜いて持ちよりディスカッションします。トピックスは厳選して1件、A4縦判にコピー(10枚程度)して、氏名と簡単なMEMOを付してご持参ください。各自5分間程度のコメントをしていただきます。
(2)テーマを定めた継続的な勉強会
私たちの予想を遙かに超える状況変化にいかに対処すべきか。大学の危機回避について、ミクロな視点ではなく、大所高所からの意見交換をする場、それがSDです。
SDは難しいという声があります。ちょっとだけプロッポイかもしれませんが、決してそんなことはありません。皆さまには、お気軽にご参加下さいますようご案内いたします。
【日時】 2005年10月26日(水) 午後6時30分〜8時30分
【会場】 工学院大学新宿キャンパス 高層棟27階 2710ゼミ室
【参加費】 会員:500円 学生:300円 非会員:1000円
【申込先】 出光 直樹(横浜市立大学) idemitsu@yokohama-cu.ac.jp
●FMICS の新しい企画が始まりました。ゼミナール型勉強会「SD」を、首都圏西部地区でも開催します。会場はJR横浜線・淵野辺駅北口直結の桜美林大学PFC(プラネット淵野辺キャンパス)です。日程は原則として金曜日です。皆様のご参加をお待ちしています
(1)メディアチェック
あなたのアンテナが何かを感じた新聞・雑誌・資料等のトピックスを、切り抜いて持ちよりディスカッションします。10枚程度コピー(原則A4版)してご持参ください。
(2)『Between』誌の講読
会員の足立さんが編集長を務める高等教育情報誌『Between』(進研アド発行)をメインテキストにして、高等教育をめぐる問題を勉強します。
10〜11月は、10月1日発行のNo.216号の中から、気になった記事をディスカッションします。
【日時】 2005年10月14日(金) 午後6時30分〜8時30分+懇親会
その後は11月18日、12月16日を予定。
【会場】 桜美林大学PFC 5階P501教室
【申込先】 出光 直樹(横浜市立大学) idemitsu@yokohama-cu.ac.jp
●秋の定番プログラムとなりました、高等教育問題研究会FMICS & 真義夢考房・真義ゼミと + 東北公益文科大学&山形大学のジョイントセミナーーをご案内しますです。
●激変する社会環境の中の大学は、もはや研究と教育をミッションとしているだけの存在では生き残りは不可能となります。これからは、中途半端でなく“おせっかいなぐらいのあったかさ”のある学生サービスができる大学、新しいミッションである社会貢献をしっかりと地域に目に見えるカタチにできる大学が元気元気元気になるはずです。
●「外めしを喰う」ことは、職員力強化のためには極めて有効です。「SHINGI式自己表現・評価トレーニング」によって、たくさんの皆さまとあったかヒューマンネットークを創ることにも注力いたします。
●大学倒産事例として有名となりました酒田短期大学は今、民間企業の手でシルバーホームとしての再生の途に着いています。その現場の見学を予定しています。
●20分程度の事例発表を希望される方も募集いたします。(詳細:真義ブログ)
●宿泊での参加申込者は、東北公益文科大学内ゲストハウス定員36名(申込順)ですので、お早めに申し込みください。
最新情報は、真義ブログをご覧下さい。
【日時】 2005年11月5日(土)午前10時〜 11月6日(日)午後5時
【会場】 東北公益文科大学
【プログラム】
11月5日(土) | |
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10:00-11:30 | 酒田短期大学見学(新オーナー会社専務のお話し) |
昼食 酒田市内 東北公益文科大学へ移動 | |
*ここからジョイントセミナーの正式プログラム | |
13:00-15:30 | 東北公益文化大学主催「酒田の文化遺産を巡るバスツァー」 酒田の皆さまと一緒に酒田市内を散策します |
16:00-18:00 | ジョイントゼミ−1− 中テーマ1. |
18:00-20:00 | 夕食・懇親会 (新世紀館3階 ファカルティクラブ) |
21:00-23:00 | ジョイントゼミ−2− 中テーマ2. |
23:00- | ジョイントオールナイトミーティング |
11月6日(日) 地域のみなさん教職員学生 たくさんの人たちと一緒に考える 大学の社会貢献シンポジウム+「SHINGI式自己表現・評価トレーニング」 | |
9:30-10:10 | 講演1「あなたの可能性は無限大」
桜美林大学大学院教授 高橋 真義 |
10:20-12:20 | 「SHINGI式自己表現・評価トレーニング」1
テーマ あなたのワクワクする夢を語って下さい |
12:20-13:00 | 昼食 |
13:00-14:00 | 講演2「大学の地域貢献/アクションする山形大学」 山形大学地域教育文化学部教授 小田 隆治 |
14:00-15:00 | 講演3「大学の地域貢献/アクションする公益文科大学」
東北公益文科大学学長 小松 隆二 |
15:15-16:50 | 「SHINGI式自己表現・評価トレーニング」2
テーマ 大学に期待するワクワクはなんですか |
【宿泊】 東北公益文科大学内ゲストハウス 先着36名
【費用】 食事代+懇親会+宿泊費(千円)+雑費(タクシー代等)約1万円程度
+トレーニングシート代 千円
+庄内空港(酒田市内)までの各自の交通費
*東京からの空路便 空席照会はこちら
11月 5日(土) ANA 893 東京(羽田)(07:35) - 庄内(08:35)
11月 6日(日) ANA 900 庄内(18:40) - 東京(羽田)(19:40)
【申込先】 古屋 雄高 furuyas1@hotmail.com
【参考リンク】