御協力求む! 次回 会報『BIG EGG』発送作業 2月8日 <早番は14時〜> 恵比寿・日能研ビル |
2006年1月のFMICS
大学設置基準の大綱化をいま一度考える何故この時期に設置基準の改正が行われたのであろうか。 昭和35年の大学等の入学生が20万人進学率10%、平成3年には大学等の入学生が77万人進学率が40%、30年余りで入学生が57万人、進学率が実に30%も上昇しているのである。 その間に、この数字に内在する問題が生じたのである。それは、人文科学・社会科学・自然科学・外国語・保健体育などの授業科目の区分や履修単位などが一律に定められており、進学率の上昇に伴い多様化した大学の実態に適合して来なかったことが主問題点であり、一般教育の理念・目標が必ずしも一般教育を担当する組織や教員に浸透しておらず、学生にとっては一般教育の内容が高等学校教育の焼き直しに映る一方、教員の側にも一般教育の意義や目的が不明確であり、さらに専門学部との連携協力も不十分であったことが副問題点といわれている。 このような問題点を踏まえて、授業科目の区分やこれに応じた卒業要件単位数の定めなどの取り扱いを弾力化し、各大学の自主的な取組にゆだねることとしたのであった。 また、大学入学生の計画的な整備(昭和50年代前期計画・昭和50年代後期計画・昭和60年代計画)について、今後は定量的な計画を放棄する方向性も含まれていた。 しかし、設置基準の大綱化の結果、各大学で実施されたことといえば、この改正の想定外の状況が起こっていた。それは教養教育(一般教育)についての空洞化である。その原因は、専門教科重視による教養教育の脈絡のない単位数の削減、教養教育の全学出動方式による実施の結果、学内での責任体制が明確でなくなったためといわれている。 一方においては、規制緩和による大学等の設置基準の弾力化が一層進む結果となり、審査内規等の準則化、校地校舎の基準面積の大幅な緩和、提出書類の簡略化、審査期間の短縮化、特区による株式会社立の学校設置など、平成3年においては想定外の出来事が多数生じている。 ところが、最近において設置基準がミニマムスタンダードとは考えていない大学等の申請書が文部科学大臣に受理され、大学設置・学校法人審議会は認可すべきかどうかを審議し、その結果を文部科学大臣に答申した。 そのうち2校が不認可となった。保留や取り下げを含めると、認可されなかったのは計5校にのぼると報道されている。 今回改めてこの大綱化を考えるに、大所高所の理想的なプランであったとしても、それが正しく理解され、正しく遂行されないと、まさしく絵に描いた餅にしかならないという実態を見て、戸惑うのは私だけであろうか。 (鳥居 聖) FMICSとの5年間
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オリエンテーション | 恵比寿・日能研 6階会議室 |
合宿FMICS | 中央大学葉山寮
神奈川県三浦郡葉山町堀内86 TEL 0468-75-0009 《交通》 恵比寿駅 → JR湘南新宿ライン(約52分) → |
1月28日(土) | |
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13:00 | オリエンテーション 「どこに行く留学生〜そのモビリティを見逃さないために〜」 文部科学省学生支援課補佐 織田 雄一 |
15:00 | 合宿FMICS葉山会場へ移動 |
18:00 | 夕食&懇親会 |
21:00 | 点検 FMICS 2006 アクションプラン |
22:00 | 全員参加で、学生のための学生サービスを考えよう |
1月29日(日) | |
2:00 | 朝までフリートーク |
8:00 | 朝食 |
9:00 | 総括 |
10:00 | 優雅な反省会 パティスリー ラ・マーレ・ド・チャヤ 葉山本店 |
オリエンテーション: | 会員1,000円 / 学生500円 / 非会員1,500円 |
合宿FMICS: | 懇親会&宿泊10,000円 / 懇親会のみ日帰り6,000円 |
【参加条件】
フルタイムの合宿FMICS参加者には、@学生のための学生サービスのカタチのアイデアをA4判一枚程度にまとめて15部ご持参ください。A自己申告時間10分間以内でアッピールしていただきますのでご用意をしておいて下さい。B800字程度で“MY FMICS”(感想文)を書いて頂きます。提出期限は2月4日(土)です。C点検「FMICS 2006 アクションプラン」では、今年一年間の活動企画・ワクワクドキドキプログラムを考えていただきます。
【申込先】 1月24日(火)までに、坂田 範夫 kintoki(アットマーク)tamajs.chuo-u.ac.jp までお申し込み下さい。
*例会中の連絡先: 090-4715-4607 高橋 真義
●FMICS Staff Development 略して 「SD」は、月例会とは別に、原則として第3週の水曜の夜に開催されているゼミナール型の勉強会です。超競争時代をしたたかに活き抜くためにも、大学人一人ひとりの努力をキリキリと束ねなければなりません。そんなことを具現化する場です
(1)メディアチェック
あなたのアンテナが何かを感じた新聞・雑誌等の教育&経済トピックスを、切り抜いて持ちよりディスカッションします。トピックスは厳選して1件、A4縦判にコピー(10枚程度)して、氏名と簡単なMEMOを付してご持参ください。各自5分間程度のコメントをしていただきます。
(2)テーマを定めた継続的な勉強会
2005年12月より、池田憲彦さんの新刊『近代日本の大学人に見る世界認識』(自由社 \3,600)をテキストにしています。1月は「後藤 新平」(一章)を取り上げます。
【日時】 2006年1月25日(水) 午後6時30分〜8時30分
【会場】 工学院大学新宿キャンパス 高層棟27階 2710ゼミ室
【参加費】 会員:500円 学生:300円 非会員:1000円
【申込先】 出光 直樹(横浜市立大学) idemitsu(アットマーク)yokohama-cu.ac.jp
●FMICSの新しい企画・ゼミナール型勉強会「SD」の首都圏西部地区版は若手を中心に盛り上がっています。皆さまのご参加をお待ちしています。
(1)メディアチェック
あなたのアンテナが何かを感じた新聞・雑誌・資料等のトピックスを、切り抜いて持ちよりディスカッションします。10枚程度コピー(原則A4版)してご持参ください。
(2)『Between』誌の講読
会員の足立さんが編集長を務める高等教育情報誌『Between』(進研アド発行)をメインテキストにして、高等教育をめぐる問題を勉強します。
12〜1月は、12月1日発行のNo.217号の中から、気になった記事をディスカッションします。
【日時】 2006年1月27日(金) 午後6時30分〜8時30分+懇親会
*2月は10日(金)を予定。
【会場】 桜美林大学PFC 5階 P506教室
【申込先】 出光 直樹(横浜市立大学) idemitsu(アットマーク)yokohama-cu.ac.jp
【日時】 2006年2月18日(土) (1/24 変更)
●2月例会は当初の予定を変更し、九州産業大学および「私立大学職員人間ネットワーク」との協賛により、『大学職員活性化研修会』と題して、下記の要領で開催します。またこのプログラムは、東京財団より委託研究として支援を受けています。
●大学を取り巻く環境はますます厳しさを増してきています。大学がユニバーサル化し、さまざまなタイプの学生が入学してくる時代を迎え、大学が抱える課題はなおさら複雑化しつつあります。いわゆる伝統的大学のあり方ではすでに対応できないことは明白です。各大学は「大学改革」の名のもとにしのぎを削っています。競争的環境の中で、大学が個性化し生き残っていくためには、なんといっても大学の企画力が問われてきます。大学の企画力は「職員の力」にかかっているといっても過言ではないでしょう。
●このような時代背景のもと、この研修会は「いま、大学職員は何をなすべきか」についてともに考え、問題点を深化させ、より深いところで各自が課題を発見できる場となることを目指します。そして、大学教職員向けの研修会などで好評をいただいている「SHINGI式 自己表現・評価トレーニング」を参加者全員で行い、「職員の力」につながる“プラス発想”の可能性、自己表現することと“聞き上手”になることの難しさとすばらしさを実際に体感していただきます。また、参加者同士の幅広いネットワーク作りの場としても寄与したいと考えます。
●この度は九州産業大学のご協力により、会場をご提供いただきました。これからの大学を担う熱き皆さまのご参加をお待ちいたします。
【日時】 2006年2月17日(金) 午後2時〜午後8時
【会場】 九州産業大学 本館3階 大会議室
【プログラム】
14:00〜15:30 | 講演:「日本の大学の致命的欠陥 −でも職員の力で変えられる−」 |
15:40〜17:40 | SHINGI式自己表現・評価トレーニング |
18:00〜20:00 | 懇親会 |
【募集人員】 約100人
【参加費】 資料代1,000円 懇親会4,000円 *参加費は当日受付にてお支払いください。
【申込方法】 姓名、所属大学、職名、入職年数(学生の方は学年)、懇親会の参加有無を明記のうえ、2006年2月13日(月)までにお申し込みください。なお、これまでに「SHINGI式 自己表現・評価トレーニング」を経験された方は、申し込みの際にその旨をご記入ください。
【申込&問い合わせ先】 d-staff(アットマーク)hotmail.co.jp (中村 拓昭 :九州産業大学教務課)
【日時】 2006年3月11日(土)&12日(日)
【会場】 大谷大学 湖西キャンパス・セミナーハウス