御協力求む! 次回 会報『BIG EGG』発送作業 4月6日(木)18時〜(美味しい中華料理つき!) <早番は15時〜> 恵比寿・日能研ビル |
2006年3月のFMICS
大学は宝箱「強いときの自分より、弱いときの自分のほうが、ほんとの自分なのかもしれない。嘘をつく自分より、正直な自分のほうが、人を傷つけたりする。疑ってる自分より、信じきってる自分のほうが、なまけているみたいだ。だれかをおもう自分より、自分をおもう自分のほうが、誰かを幸せにできる気がした。きょうの自分は、今だけの自分。あしたの自分は、またきっとちがう。自分をこわす。自分をつくる。だれかと出会って、また、自分が生まれる。“答えは、ひとつじゃない。”いろんな卒業がある。いろんな自分がいる。いろんな想いがある。リクルートは、そんなあなたを、ずっとずっと応援します。卒業、おめでとう。― FOLLOW YOUR HEART ― RECRUIT」 3月はサクラの開花予想で春の息吹を感じる一方、お世話になった人や親しい友との別れ、卒業や人事異動などで新しいスタートが決まる季節。私の周りでも入試広報関係から学生対応の最前線へ異動が決まった大学職員、民間企業で切磋琢磨しながら教育への大きな想いをココロに抱き転進を考えている友人がいる。そして、あと少しで共に成長してきた学生との別れが待っている。そのまま系列の大学院へ進学する学生、あえて他大学院へ進学して新しい環境でチャレンジする学生、就職を選んだ学生、まだまだあきらめずに就職を探す学生、皆の人生の門出にエールを送りたい。 音楽大学の職員としての醍醐味は学生の成長を“演奏の姿”で体感できること。毎日、楽譜と自分の音とにらめっこしている練習室での姿、実技試験直前の姿、演奏している姿、学食で歓談している姿などいろいろな一瞬に出会えた。仕事をする際に、出会った学生の姿を想いながら取り組むことができるのは大学職員冥利に尽きる。入学時からは想像もつかないほど成長したH君、四国の普通高校から東京へ進学、音楽高校ではないハンディを見事克服して4年次はトップグループで卒業し富山県にある音楽大学院へ進学決定、富山が第三の故郷になるかどうか勝負の2年間が始まる。系列の大学院へ進学決定したO君、学費を工面するため私鉄の駅員補助アルバイトをしながらさらなる音楽の追求に挑む。幸いにも私が利用している路線、アルバイト時間に合わせてちょくちょく激励に駆けつけている。 卒業生一人一人が大学にとって永遠の宝物であり、大学は大きな大きな宝箱。4月に入学してくる新入生のために在学生と共に宝物探しへ、いざスタート! (宮本 輝) 卒業と単位アメリカの大学の卒業は自分の専攻(メージャー)に必要な単位数を取得後、自己申告することで卒業となる。日本のように単位が取得出来れば自動的に卒業させるシステムを取っていない。自分が卒業したい学期の当初に卒業の申込書を提出し、大学側が成績と単位数を確認した上で卒業が認められる。しかし、単位不足で卒業出来なくても申請書を出しておけば卒業式には出席が出来るのである。 大学によっては卒業のためのアセスメントテスト(学生の学力テスト)が必須になっている場合もあるが、ほとんどの大学は卒業試験無く卒業資格が取れる。私の通っているノーマンデールコミュニティーカレッジ(州立2年制大学、NCC)では卒業時の学生の学力を測るために先学期から学力テストが必須になったが、卒業試験ではないので、学力テストの成績に関係なく卒業できる。 ほとんどの大学生が4年間で卒業する日本とは違い、アメリカの州立大学の学生は学費、生活費ともに親の援助を受けず自分で払っている場合が多く、またパートタイムの生徒はフルタイムの生徒に対して圧倒的に多いので、4年制大学を4年間で、または2年制大学を2年間で卒業する生徒はかなり少ない。 アメリカの学生は、専攻を途中で変える場合も多いので、結果的に取得単位数だけ見れば卒業に必要な単位をはるかに超え取得して卒業する学生や、ダブルメジャーと呼ばれる、一度に2つ以上の専攻で卒業する生徒も少なくない。アメリカの大学は学生ひとり一人が自分で、自分の目標に合わせて専攻、卒業次期をアレンジ出来るように、柔軟に設定されている。私事であるが、このセメスターでNCCを卒業予定であり、今夏に帰国し就職活動を行いたいと考えている。 (村上 梓) ご案内1 関西FMICS 3月例会
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13:30 | 受付開始 |
14:00 | 第1部開会 司会 滝川 義弘(大谷大学 教育研究支援課長) |
14:20 | Presentation 1 出光 直樹さん (横浜市立大学 アドミッションズセンター専門職) |
15:30 | Presentation 2 志垣 陽さん (学校法人立命館 教育文化事業推進部次長) |
16:50 | Presentation 3 小畑 力人さん (和歌山大学 理事・副学長) |
18:00 | Discussion |
18:40 | 第1部総括 由良 徹(光華女子学園 法人事務局長) |
18:50 | 第1部閉会 |
19:00 | 懇親会 |
21:30 | 第2部 All Night FMICS 【全員発表】あなたの21世紀の大学のカタチ |
24:00 | Discussion |
26:00 | All Night FMICS終了 |
31:00 | 起床&朝食 |
32:30 | 総括 |
34:00 | FMICS FORUM in KYOTO 終了 解散 |
【参加費】 FORUM:2000円 PARTY:5000円 オールナイト:4000円
【お願い】
オールナイトFMICSで20分間のプレゼンテーションのほか、恒例の全員発表(10分間程度)を行います。テーマは自由。レジュメ(A4用紙1枚)を用意して参加してください。
【申し込み・お問い合わせ】
滝川 義弘(大谷大学 教育研究支援部 075-411-8458)
tacky@sec.otani.ac.jp
3月例会は、FMICS名古屋でも度々発表いただいている南山大学エクステンション・カレッジ事務長 新里さんの企画による南山大学創立50周年記念基金事業公開講演会に参加します。
発端は、岐阜聖徳学園大学エクステンションセンター設立記念講演会で遠山敦子元文部科学大臣が来岐のおり、遠山氏と旧知の野田代議士にも来賓として出席いただき、その折、新里氏と上智大学卒業生である野田代議士の出会いから始まりました。この企画は、全国を賑わした昨年の衆議院選挙の折に、YFN会員有志の協力と骨折りの結果結実し、実施する運びとなりました。参加希望の方は、新里さんに御一報の上ご参加ください。
【日時】 2006年3月18日(土) 午後2時〜3時半
【会場】 南山大学名古屋キャンパス D棟B1階 DB1教室 名古屋市昭和区山里町18
【発表者】 野田 聖子(衆議院議員 元郵政大臣)
【連絡先】
南山大学エクステンション・カレッジ
事務長 新里 敏夫 shinsato@nanzan.ac.jp
TEL:052-833-6957 FAX:052-832-4306
●FMICS Staff Development 略して 「SD」は、月例会とは別に、原則として第3週の水曜の夜に開催されているゼミナール型の勉強会です。超競争時代をしたたかに活き抜くためにも、大学人一人ひとりの努力をキリキリと束ねなければなりません。そんなことを具現化する場です
(1)メディアチェック
あなたのアンテナが何かを感じた新聞・雑誌等の教育&経済トピックスを、切り抜いて持ちよりディスカッションします。トピックスは厳選して1件、A4縦判にコピー(10枚程度)して、氏名と簡単なMEMOを付してご持参ください。各自5分間程度のコメントをしていただきます。
(2)テーマを定めた継続的な勉強会
2005年12月より、池田憲彦さんの新刊『近代日本の大学人に見る世界認識』(自由社 \3,600)をテキストにしています。3月は「新渡戸 稲造」(二章)を取り上げます。
【日時】 2006年3月15日(水) 午後6時30分〜8時30分
【会場】 工学院大学新宿キャンパス 高層棟27階 2710ゼミ室
【参加費】 会員:500円 学生:300円 非会員:1000円
【申込先】 出光 直樹(横浜市立大学) idemitsu@yokohama-cu.ac.jp
●ゼミナール型勉強会「SD」の首都圏西部地区版。若手を中心に盛り上がっています。この勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者が何か1品、ネタを持ち寄り、みんなで議論します。●ネタは、新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア・企画等々、何でも構いません。ちょっとしたものでも思いがけない発見があるものです。●資料は8部程度お持ちください。
【日時】 2006年3月24日(金) 午後7時〜8時30分+懇親会
【会場】 桜美林大学PFC 5階 P506教室
【申込先】 出光 直樹(横浜市立大学) idemitsu@yokohama-cu.ac.jp
●高等教育問題研究会FMICSと真義夢考房・SHINGゼミが産みの親とも言える『宿題本』=『みんなで考える33の課題 大学職員のためのスキルアップ演習−思索と実践とディスカッションの軌跡−』が、及川直子編集長のもとに、職員力アップのためのエクササイズ33となって上梓されました(最終16ページにご案内をいたしました)。●これまでの職員は、朝1番目の学生さんと午後5時近くに窓口に来た学生さんと同じ対応ができれば合格でした。しかしながら、これからの競争の時代に活きる職員は、この当たり前に+αが求められます。この『宿題本』には、そんな+αのヒントがたくさん詰められています。●4月のFMICSは、『宿題本』の企画に参画した関係者のミッション・パッション・アクションを語っていただき、大学職員が創り上げたトレーニング本の誕生をワイワイガヤガヤにぎやかにお祝いいたします。●詳細は4月号にご案内いたします。会場は、南仏プロヴァンスの農家をイメージした、おしゃれなお店「野菜畑」を貸し切りました。今の今から日程調整をお願いいたします。皆さまには、お仲間、学生さんにもお声をお掛けくださいますようお願いいたします。
【日時】 2006年4月22日(土) 午後7時〜10時
【会場】 表参道「レストラン 野菜畑」
【会費】 社会人:5,000円 学生:3,000円