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御協力求む! 次回 会報『BIG EGG』発送作業
5月 11日(木)18時〜 13日(土)13時〜(美味しい中華料理つき!)
恵比寿・日能研ビル

緊急のお知らせ(5/10)

 5月11日(木)18時より予定していた、会報『BIG EGG』発送作業は、都合により13日(土)13時からに変更いたします。

2006年4月のFMICS

  • 規制緩和について考える(鳥居 聖)

  • 未来予想図(米川 充)

  •   FMICS4月例会 4月22日(土) 工学院大学:新宿

  •    YFN4月例会 4月8日(土) 東海禅道場:岐阜

  •    FMICS・SD 4月20日(木) 工学院大学:新宿

  •  FMICS淵野辺SD 4月21日(金) 桜美林大学PFC:淵野辺

  • 速報 5月のFMICS 5月 20日 27日(土) 工学院大学:新宿

  • FMICS SYMPOSIUM 2006 7月29日(土)&30日(日)に決定!



規制緩和について考える

 昭和48年に大型店を規制し「中小小売業の事業確保」を目的とした大店法(大規模小売店舗法)が制定された。その後大型店に有利になるよう規制が緩和されてきた。そして平成12年に「生活環境の保持」のみを目的とした大店立地法(大規模小売店舗立地法)が施行された。橋本内閣における規制緩和の柱の一つと位置づけられており、いわば弱肉強食を肯定した施策ともいえる。

 大学設置基準にも、この規制緩和の波は押し寄せていた。校地面積基準は校舎基準面積の6倍から3倍に、そして収容定員×10uとなった。校地・校舎の自己所有要件の弾力化も行われた。

 また、構造改革特区において株式会社が大学を設置できることとなった。

 しかし、不安が的中した。設置者として株式会社が認められたのに過ぎないのであるが、教育内容や教員構成まで大学設置基準に従わなくても構わないという風潮である。

 大学のミッションとして教育と研究そして地域貢献がある。教育しか行わないのであれば大学とは呼べない、塾とどこが違うのだろうか、はなはだ疑問である。規制緩和により教育や研究水準の低下が起こることは想定外であることは論を待たないであろう。

 文部科学省のHPにアフターケア(年次計画履行状況調査)時の留意事項が出ているので、その一部を抜粋して紹介したい。皆様は、これをどの様にお感じになったであろうか。

L大学

  • 大学固有のシラバスが存在しない。正規学生と予備校生などが混在する授業が相当数存する。
  • 教員組織については、学校教育法第59条を担保する仕組みとなっておらず、必要な見直しを行うこと。

D大学

  • 全学的な単位認定の適切性に疑義を生じないよう、各々の成績評価の基準やその開示の在り方を見直すこと。
  • 2年次を迎えるにあたっては、現行の狭隘な校舎では教育上支障を生ずる恐れがあるため、入学者数を適正に管理するとともに施設の拡充を早急に行うこと。校舎等の整備や収容定員(受入人員)の在り方を含め必要な検討を行い、適切な対応をとること。
  • 専門職大学院制度に関する理解及び取組が不十分であるので、速やかに是正すること。
  • D株式会社の株式の過半を取得したC株式会社の十分な理解と協力を得て、大学の継続性・安定性確保の観点から、学校設置会社の経営基盤のさらなる充実に努めるとともに、大学設置事業の推進に支障が生じないようにすること。

B大学院大学

  • 専任教員については、教育研究上の責任体制、管理運営への参画、勤務形態・処遇などの面で、専任教員としての疑義を生じさせないようにすること。

(鳥居 聖)



未来予想図

 数ヶ月に一度、機会を頂戴しているこの裏巻頭言であるが、今回のご指名メールを確認したのがちょうど4月1日、エイプリルフールであった。というわけで今回は、○○年後の『BIGEGG』から未来の原稿を拝借して掲載してみたい。(以下引用)

 20XX年、国民的合意とは程遠い有様ながらも、財政赤字の増大と政策課題の多様化に対応しきれなくなった政府は道州制への移行を断行。中央官庁は解体同然にスリム化、都府県は各地域ごとに合併を選択させられ、日本型連邦制とも言える道州制がスタートした。

 それから1年。地域主権のかけ声とは裏腹に、肝心の各州への帰属意識、地域の連帯感の醸成にはまだ年数を要する状況であるが、FMICS人注目の大学・短大の入試動向には早くも大きな変化が現れた。

 これまで、高等教育機関への進学希望者は、その多くが東京圏、近畿圏に集中し、多くの県では、地元志向の高校生の受け皿としてまず地元国大があり、それに続く位置を占めるために私学、そして公立大学がせめぎあう、という構図があった。

 しかし、道州制の実現によって、これが大きく変化した。具体的には、東京圏、近畿圏及び各県都の求心力低下と、各州都の著しい成長である。

 これまでの都府県という枠がなくなったことにより、県庁や県下有力企業への就職を志望する地元志向の受験生たちのほとんどが、各州都の大学に流れた。各州行政府の職員や、州域での基盤強化を目指して各県から進出し、あるいは東京から回帰した企業への就職を狙っての動きである。

 また、これまで東京圏志向だった受験生も、少なからず各州都の大学に流れた。地元進学を敬遠していた受験生が、道州制導入による地域ブームで各州都に狙いをつけたことと、高額な費用を要する東京進学に二の足を踏む家庭の増加とが相まっての現象である。また、この流れについては、中央省庁が大幅に機能を縮小し、出先機関が各州政府に統合されたため、国家公務員志望の受験生に特に顕著だったようだ。

 個別に見ると、この動きの恩恵を最も受けたのは、東大と、同じ近畿州内に位置することとなった京大・阪大を除く4つの旧帝大、それに所在地が運良く州都となった国立大学である。各州がその国際的地位向上の目玉としてCOE化に取り組み、また州政府の幹部職員の供給源となることが見込まれるため、人気が集中した。また、各州都の私学は、今回の志願者増を一過性のものにしないため、州域有力校の座を争ってしのぎを削っている。

 今回の大変革を受け、各県域の大学・短大は、全国から学生を集められる個性化と、徹底したコミュニティカレッジ化との二極分化が明確になってきた。また、東京圏、近畿圏の私学は懸命な巻き返しを図っており・・・(以下略)

 2月28日に産み落とされた地方制度調査会答申が今後どのように育っていくのか。国のかたちとともにある高等教育とは決して無縁なテーマではありません。

(米川 充)



ご案内1 FMICS 4月例会 (第520回例会)

■高等教育問題研究会 FMICS はこの3月14日で26歳になりました。2006年度最初の月例会は、大学職員力アップ講座の第1回目です。40人の大学を少しでも良くしたいと願う“WITHびと”の想いがギュッと束ねられている『宿題本』=『みんなで考える33の課題 大学職員のためのスキルアップ演習 −思索と実践とディスカッションの軌跡−』の33の課題の活用法についての検証を致します。月例会の後は、ワイワイガヤガヤ出版記念をかねたお祝いの会となります。お仲間をお誘いあわせの上ご参加下さい。

■『宿題本』は読む本ではありません。職員研修のテキストとして、1週間に1課題をお仲間と一緒にアクションして楽しんでいただきたいのです。夏休みがはじまる頃には、職員力がしっかりとアップしていることを体感できることを保証します。

■編集委員からのメッセージです。

  • 『大学職員のためのスキルアップ演習』が納品されました。包みの中から現れた宿題本は、白地にブルーのきれいでさわやかな本でした。表紙を開けると出来立ての本の香りがして、ページをめくっていく時なんだかドキドキしました。手に取ると感無量です。みなさま、ありがとうございました。 編集委員長 及川直子

  • 「みんなで考える33の課題・大学職員のためのスキルアップ演習」は本当に素晴らしいテキストですね! 届いたその場で一気に目を通しました。とても感動ものです。これは大学職員にとってバイブルです。これ1冊あればどこでも職員研修ができそうです。この1冊に、作成者の皆さんの魂がギュッと込められているのを感じました。これからも私たちをご指導ください。 N.M

  • 宿題本を出すぞ!!という指令から1年ですね。出版するという機会に関わることができてよかったです。特に外に向けて発信するモノづくりは、なかなか得られない体験です。ありがとうございます。この本が、全国各地で「考える、実践する、チカラがつく」ために利用されると思うとドキドキします。 松本正光

【日時】 2006年4月22日(土) 午後7時〜10時

【会場】 「レストラン 野菜畑」 (地下鉄 表参道駅 B2出口 徒歩3分)

【テーマ】 大学職員力アップ講座 −1−
        可能性を渦にするためのアクションを検証する

【参加費】 『宿題本』編集委員

【参加費】 社会人:5,000円 学生:3,000 2,000円(4/11値下げ決定)

【申込・問い合わせ】 米田 敬子(桜美林大学 大学教育研究所) kyoneda@obirin.ac.jp



ご案内2 YFN 4月例会(第519回例会)

 YFN4月例会は、桜美林大学大学院 大学アドミニストレーション専攻の修了生の研究発表を聴く会とします。まずは、岐阜の根尾村の薄墨桜(樹齢1500年、幹まわり10メートル、高さ20メートル、継体天皇お手植えといわれています)をめでで温泉を楽しんだ後、夜を徹して修士論文発表会を行います。FMICS人・大学アド専攻現役院生・大学アド専攻に関心をお持ちの方のご参加を歓迎いたします。

【日時】  2006年4月8日(土) JR岐阜駅南口 午後6時集合 〜 9日(日)

【会場】  東海坐禅道場 岐阜県関市洞戸大野927 電話 0581-58-7014

【テーマ】 私の学んだこと・研究したことを語ります

【申込&問い合わせ先】 林 憲和 (岐阜聖徳学園大学総合企画課) nhayashi@ha.shotoku.ac.jp



FMICS Staff Development 175

●FMICS Staff Development 略して 「SD」は、月例会とは別に、平日の夜に開催されているゼミナール型の勉強会です。超競争時代をしたたかに活き抜くためにも、大学人一人ひとりの努力をキリキリと束ねなければなりません。そんなことを具現化する場です

(1)メディアチェック
 あなたのアンテナが何かを感じた新聞・雑誌等の教育&経済トピックスを、切り抜いて持ちよりディスカッションします。トピックスは厳選して1件、A4縦判にコピー(10枚程度)して、氏名と簡単なMEMOを付してご持参ください。各自5分間程度のコメントをしていただきます。

(2)テーマを定めた継続的な勉強会
 2005年12月より、池田憲彦さんの新刊『近代日本の大学人に見る世界認識』(自由社 \3,600)をテキストにしています。4月は「満川 龜太郎」(三章)を取り上げます。 <5月に延期します>

【日時】 2006年4月20日(木) 午後6時30分〜8時30分
     *水曜日から木曜日に変更になりました。

【会場】  工学院大学新宿キャンパス 高層棟27階 2710ゼミ室

【テーマ】 近代日本の大学人に見る世界認識 −5−

【参加費】 会員:500円 学生:300円 非会員:1000円

【申込先】 出光 直樹(横浜市立大学) idemitsu@yokohama-cu.ac.jp



FMICS 淵野辺 Staff Development 13

●ゼミナール型勉強会「SD」の首都圏西部地区版。若手を中心に盛り上がっています。この勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者が何か1品、ネタを持ち寄り、みんなで議論します。●ネタは、新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア・企画等々、何でも構いません。ちょっとしたものでも思いがけない発見があるものです。●資料は8部程度お持ちください。

【日時】 2006年4月21日(金) 午後7時〜8時30分+懇親会
     その後は、5月26日(金)、6月23日(金)、7月 21日 14日(金)を予定。

【会場】 桜美林大学PFC 5階 P505教室

【申込先】 出光 直樹(横浜市立大学) idemitsu@yokohama-cu.ac.jp



速報 5月のFMICS

 大学がいよいよ変わる。国立大学の法人化を契機として、優秀な人財の流動化がはじまったといえるのではないだろうか。桜美林大学大学院 大学アドミニストレーション専攻が立ち上がり、その修了生たちはかなりの数が職場を変えている。
 5月例会は、前進研アド『Between』編集長で、この春、立教大学に移られたアド修了生の足立寛さんに登場いただきます。「企業人から大学人になって見えること」についてお話しいただきます。

【日時】 2006年5月 20日 27日(土) 午後4時〜7時

【会場】  工学院大学新宿キャンパス (予定)

【テーマ】 大学職員力アップ講座 −2−
        企業人から大学人になって見えること

【発表者】 立教大学 大学教育開発・支援センター 調査役 足立 寛



FMICS SYMPOSIUM 2006
日程は7月29日&30日に決定!!

●FMICS SYMPOSIUM 2006 の日程が決まりました。今年も一人でも多く の皆さまにご参加いただきたく、7月の終わ りといたしました。●大競争時代の大学を活 き活き元気元気元気にするために、私たちの 可能性の渦をしかりと束ねたいものです。

可能性の渦を創ろう FMICS 2006

がスローガンとなります。●現在、SYMPOSIUM 企画委員会では、新しいプログラムを企画中です。詳細は5月号 FMICS BIG EGG にてアッピールさせていただきます。●7月29日&30日は、お仲間をお誘いの上ご参加ください。●あなたのスケジュールボードにいますぐ赤丸チェックを付けて下さい。